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奈良・クレパス画~酒船石~石舞台ツーリング [バイク]

年末でバタバタしていて走りおさめもままならず、ちょうど1年前に奈良の万葉文化館にクレパス画を見に行った時の記事をUPすることに




バイク以外に絵画を見ることも好きで、クレパス画はめったに見れないのでわざわざ奈良まで遠出することに。クレパスはクレヨンとパステルの良いとこ取りをした画材で日本(サクラクレパス)が発祥との事

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万葉文化館。入口にせんとくんが。

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何時ものごとく日本の美術館では写真禁止なので・・・入館パンフレットに載ってる作品を写真に撮りUPすることに。よって画像は悪いですが、、、


そもそもクレヨン、クレパスは幼児用の画材のイメージがありしっかりとした絵が描けるのか疑問もありましたがすっかり覆りました!!


小磯良平画伯の婦人像。 とてもクレパスとは思えないような重厚感でした!

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仲田好江さんのバラ

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山本鼎の西瓜

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山本鼎の江の浦風景

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入江明日香さんの春の舞踏会

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鴻池朋子さんのLittle Wild Things

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130点ほどの作品が展示されたましたがどれも見事でとてもクレパスには見えないものばかりでした。厚く塗り重ねる事で油絵にも近い重厚な表現ができるのだと感心するばかりでした!


次にこの文化館すぐにある酒船石を見に行く事に。今回で2回目の登場です。(亀形石造物は台風でダメージを受けたらしくシートで覆われてました)

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それは竹藪のなかにひっそりと鎮座してます

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酒を絞る時に使うとか、油や薬を造る時に使ったとかはたまた庭園で使われたとか諸説あるらしいですが解明されてません。私見ですが溶かした金属を流し込んで金属の装飾品を造った鋳型ではないかと思ってます。(ただし高温の跡はありませんでしたが、、)


切り出した時のクサビ跡も残ってます。

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もっと保存方法を検討してもよさそうですが雨ざらしです。そういえば亀石や猿石、益田岩船も雨ざらしで変に落書きとかされないように願うばかりです。

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次に石舞台の方へ行って見ます。このあたりの道路は土日は二輪禁止で平日しか走れないので注意が必要です。

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石舞台も2度訪れてますので今回は道路から眺める程度に。しかし道路上は車が停車出来ないようになっていてなかなか見る場所が無くタダで見れないようになっています。これが精いっぱい。

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最後に棚田で有名な稲渕の棚田へ。10月くらいですと畦道に彼岸花が咲き乱れ、赤と黄色の対比で綺麗な景色が見れるのですが期間が過ぎてるようでした。

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これで今年の記事UPも最後となります。1年間 訪問やnice!本当に有難う御座いました。よいお年をお迎えください。来年も宜しくお願いします。。。






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2019年 京都巨石寺・笠置寺ツーリング [バイク]

12月15日 本日は京都府相楽郡に巨石寺として名高い笠置寺へ行ってみる事に




今回は高速道を使わず国道1号線を蒲生四丁目で北上、関目あたりで国道163号線の1本道。笠置大橋を渡るとすぐに地方道325号線でいけるのだが、これが関西で有名な暗峠より酷い急こう配の道路となっていて、少し遠回りになりますがかさぎゴルフ場方面から笠置寺へ


それでもこんな狭い道路で遠めに対向車が見えたのでやり過ごす

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参拝用の駐車場に到着。

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本坊で入山料を支払い簡単な地図を受け取りました。あくまでも観光ではなく修行との事です。

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まずは重文の十三重石塔から。ちょっとした地震で倒壊しそう。。。

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正月堂に到着。 ここの絶壁に摩崖仏が彫られてます。

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奈良の二月堂で行われるお水取りの第一回目はこの正月堂で執り行われたとか。

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巨大な摩崖仏のようですがはっきりと見とれませんでした。

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この摩崖仏は笠置寺のご本尊となっていて、デジタルパネルに調査によってわかった仏様の彫刻線が表現されてました。なんか仏像がデジタルパネルとは斬新!

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さらに進みます

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参道にも巨石がゴロゴロ。

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巨石の間に千手窟の祠が。ここで東大寺大仏殿建立に際し、日照り続きを解消するため実忠和尚が雨乞いの儀式を行い見事に雨を降らせたとの事。

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まだまだ巨石の横を進みます。この巨石にも摩崖仏が彫られてます。

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つぎによくある胎内くぐり。くぐるとリセットされ新たな自分として生まれ変われるのだが、今回で3回目位?

何回生まれ変わっても同じかな~?

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奥が狭まっていてスリムでないと難しいかも?

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更にさらに進みます。あちこちに巨石が。いつ落ちてくるかわかりませんね!

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太鼓石。結局どれか分かりませんでしたが、叩くと太鼓みたいな音がするそうです。

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こういう風に巨石が落ちて新たなる潜り道を造るようです。

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ここにもありました! ゆるぎ石 押してもなにしてもビクともしませんでした! ただの巨石に?

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平等石。ここからの景色は最高で月見石とも呼ばれてるとか?

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平等石から木津川の流れがよく見えます。

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平等石に出っ張りは無く、滑り落ちると下まで落ちてしまいますので注意が必要!

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巨石の迷路を更に進みます。

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貝吹き岩。元弘の戦で自軍の士気を高めるために岩に上ってほら貝を吹いたとか。かなり急こう配だったので上るのはやめました。

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ようやく大師堂に戻ってきました

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奈良の東大寺に二月堂はあるのに正月堂が無い理由がこんなところにあったのか!?

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大師堂裏にも巨石がゴロゴロ。

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思った以上に巨石だらけで、東大寺と深くかかわりが有ることが分かったところで帰路に着くことに。


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2019年 京都・洛西竹林公園ツーリング [バイク]

12月1日 テレビで京都の洛西に竹林公園の紹介を放送していたので行ってみる事に。嵐山の竹林は有名になりすぎて連日大賑わいですがこちらはどうだろう。。。




名神高速の大山崎でおり国道171号線までは順調でしたが、途中から迷路みたいでようやく竹林公園に到着。


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アクセスが非常に不便な場所で駐車場には数台の車のみ、バイクは私だけで入る前からガラガラだとわかる状況。

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竹の資料館までのアプローチにはいろんな竹が。

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この竹は非常に変わってます。亀甲竹と言うそうですが上部は普通に真っすぐな節になってました

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資料館に入りますが入口に竹の根の部分が展示されてました

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ほんの一部だと思いますが竹が強風にも負けないのは根がしっかりしてるからですね!

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エジソン電球が展示されてました。1日8時間で100日も寿命があったのですね~

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竹で作ったボトルホルダーがお土産として売ってました。手品みたいですがヤジロベエの原理みたいなものでしょうか? 5000円位の値段だったと思いますがちと高いような。。。

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資料館を抜け敷地へ。 竹は何十年~何百年に一度花が咲くそうですが、いったん咲くと地下茎でつながってる竹は全て枯れるそうです。 こちらの竹も去年花が咲いて枯れたそうですが、かろうじて別の根が生き残ったそうです。

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こちらは黄金竹で緑色にはならず育った時から黄色だそうです。

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場内にはこんな橋も移築されてました。

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京都御苑の北西にあったものをここに移築したとの事ですが、戦国時代にこんな小さな橋を挟んで合戦が行われたとはなんか笑ってしまいます。

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場内の様子。これでも一部分です。

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石仏もあるようですので行って見ます。

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地下鉄工事で旧二条城跡地から発掘されたそうですが、城の城壁に使われていたそうです。信長が力を誇示するためわざと石仏を石垣に使用したとの事です。

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こんな竹もありました。実験的に竹を四角い箱に通させて丸を四角に。日本人はこういうの好きですね。スイカがまさにその代表例。

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まだまだ紹介しきれないほどの竹の種類が有りますがきりが無いのでこのあたりで、、、

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このような感じのいい散策道が有りますがやはりアクセスがわるいのか全く人気が無いのが残念ですね!


竹の種類が豊富であることが分かったところで帰路に着くことに。


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2019年 天皇ではない天皇陵・奈良不思議スポットツーリング [バイク]

12月1日 奈良に不思議な場所があるとの事で行ってみる事に。最近はどこも紅葉見物で混雑してるのでひっそりと不思議な場所へ。


奈良公園から169号線を南下し暫らく行くと左手に崇道天皇陵の案内が。ちょっとわかりづらいがすぐに到着






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宮内庁の案内板に崇道天皇・八嶋陵と書かれてます。崇道天皇陵(本名は早良親王)とは書かれていません。歴代天皇の名前の中に崇道天皇の名はありません(宮内庁は天皇として認めてるのかな?)


難しい歴の話になりますが、785年に藤原種継暗殺に関与したと濡れぎぬをきせられた早良親王は淡路国に配流される途中に憤死。その後天皇家に災いが続き、早良親王の怨霊をおさめるため崇道天皇と追称し奈良の八嶋にこの陵墓を造り遺骸を埋葬したとか。


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さらに不思議なのは崇道天皇が死の間際に九つの石を投げ、落ちたところに葬ってと遺言したそうですが九つの内の八つがこの地(奈良八嶋町)に落ちて陵が作られたとの事。

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その天皇陵の前の道路には邪魔でしかならない八つの巨石群が撤去されずに鎮座してます。

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これを移動させると工事関係者に祟りが有るとの事で道を広げて迂回してるようです。(これに似た事が西宮の六甲山への途中の夫婦岩も)

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お花と賽銭がおかれてました。

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昔の人はこんな巨石が投げられるくらい力持ちだったんだ!と感心するばかりですが、この巨石群は古墳時代に築造された石室の一部らしく崇道天皇とは関係ないとの事。


石を投げて落ちたところに・・・は後の人々が作った噂だと思いますがそれが時とともに真実となり伝説となり歴史となるところが面白いですね。。。と感心しつつ帰路へ着くことに


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2019年 樹齢3000年!奈良最強・玉置神社ツーリング [バイク]

11月30日 しばらく仕事が忙しくブログUPがおざなりになってましたが、本日は奈良の最強パワースポットと言われる玉置神社へ行ってみる事に。


何やら最強のパワースポットらしく、お呼びではない方はたどり着けないとの噂も?・・・そんな事はあるまいと勇んで出発しましたが、、、


阪神高速湾岸線で堺市の大浜でおり国道371~国道168でほぼ1本道で絶対に間違うはずはないルートを選択。ところが阪神高速で走行車線を走行中黒塗りのワゴン車にバックミラーが接触するような追い抜きをかけられヒヤッとする場面が!(災難1回目)


追いかけようにも非力なGSRでは・・・冷静さを取り戻しひたすら走り続ける事に。


十津川村に到着。谷瀬の吊橋が有名ですが今回はスルーして先を急ぐことに



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ところが国道168を順調に走行してるとなんと和歌山に突入。先の看板の瀞峡近くまで間違って進んでしまった!?(災難2回目)


引き返しで90分くらいのロス。 このわかりやすい玉置山の看板を左に曲がるのだが何で見過ごしたのか全く不明。 う~ん これは神様に呼ばれていないのだな?と言い聞かせつつ神社へ。

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橋を渡るとあとは1本道なので今度は大丈夫だろう。。。

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ようやく駐車場に到着。9時に出発したのに13時半、4時間半もかかってしまったがここからは歩きなのでもう大丈夫

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玉置神社参道口。ここも世界遺産に登録されtるようだ。

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本殿までの長い参道には相当な樹齢の杉木立がぞろぞろと林立。

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玉置山は海底火山の噴火等で隆起した地形らしい

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アップダウンのある参道を選択して進むことに

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ようやく本殿に到着。雨上がりはこの光景が神秘的に見えるとのことですが快晴では普通の神社かな?(罰があたるかもしれませんのでこのあたりでやめとこう)


玉置神社は玉置山近くに鎮座し、神武天皇東征の途上として伝承されてるとの事。創立は紀元前37年祟神天皇の時に早玉神を奏祀した事が始まりだとか。

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かなり遠く交通の便もよくない神社ですが、かなりの参拝客がいらっしゃいました。

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見どころの樹齢3000年の杉の木が! 3000年前と言えば縄文時代いやそれ以前からある杉の木という事になるが、、、。このような神木は10年ぐらい経っても樹齢3000年のままだろうな~

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まずは根回り19.5mの杉の木を。根回りはどのあたりで計測するのかな?

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樹齢3000年杉へ。夫婦杉も同じ場所にあるようです。夫婦杉のほうが根回りが大きいのでは???

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こちらが樹齢3000年の杉。神代杉と呼ばれています

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下から見上げます。それほど大木のようには見えませんでしたが3000年以上も生きていればそれこそ神が宿るかもしれません。

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再度 本殿で帰りの交通安全を祈り同じく交通安全のお守りを購入して帰宅する事に。多分今回は神様に呼ばれてなかったから早く帰れ?って事で無事にスムーズに帰宅。


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