2019年 京都西の風葬地 化野念仏寺~愛宕念仏寺ツーリング [バイク]
10月27日 先日は京都の東の風葬地の六道珍皇寺に行ってみましたが今回は西の風葬地、化野(あだしの)念仏寺に行ってみました。 やはり市内は観光客だらけで行こうという気になれません。
いつもの様に名神高速で京都南ICでおり、下道で。バイクはどこでも止めれそうでしたが有料駐車場で300円払い駐車。
なぜかこの当たりの観光客は欧米人ばかり。(アジア系は皆無でした)3回道を尋ねられました。1回目はハダシノ?って聞かれ駐車場で貰った地図をみてすぐに指差しで応答。するとThis way? と聞いてきたのでイエスと答えました。
そうかーThis way と言えばいいのかってわかったところで2回目以降はバカの一つ覚えでThis wayの連発!
化野念仏寺の参道
それにしても何故 化野念仏寺を聞いてくるのか不思議でしたが、近くに同じような愛宕念仏寺(おたぎ)があるので間違えて行ってたのでは?と思いました。
ここの多くの石仏は空海上人がこの地に葬られた方々を追善する為に1000体の石仏を埋めたことが始まりらしい。
こちらは仏塔とインド風な石の鳥居
その石仏・石塔が集められた西院の河原。日本語で撮影禁止と表記されてますが欧米人にはわかりにくいのでしょうか、普通に写真撮りまくってました。
私は塀の外から撮影。中と外の意味が無いような気もしますが、一応規則なので、、、
次に竹林の小道に行って見ます。 写真では欧米人は写ってませんがここではず~とインスタ映え?の写真を撮るための行列が絶えませんでした! (六面六体地蔵の英語表記は?)
やっと人気がなくなり写真をパシリ。
突き当りに六面六体地蔵があります。ここでも六道の教えを問うてます。
地蔵さんだけが濡れてるのが不思議でしたが、看板をみて納得。水をかけてお祈りするので同じように水をかけてたら後ろの海外の方々も同じように真似をしてくれました。 日本語だけの看板では理解できませんね!
竹林の小道より私はこの小さな土塀の笠木が気になったのでパシリ! まるで竜の背中の様に見えましたが、、、
次に近くにある愛宕念仏寺へ。府道50号線の特別保存地区を歩いて5分ぐらいで到着。
もともとは東の地 六道珍皇寺近くにあったのですがこの地に移されたそうです。
ここも見渡す限り欧米人だらけです。 変わった鐘楼があったので鐘をつきましたが、、、
真ん中のチーズみたいなので3つの鐘を打ち付けると独特の高音のいい音がしました。
ここは信者さんたちが作成した羅漢が大量に置かれてます。
ラケットを持つ羅漢像や現代的な像が実にユニーク。
本当に羅漢像だらけです。 もともとアジアには石仏というものがあるのでアジア系の観光客がわざわざ見に来ることはないのかな?と思いました
最後に愛宕念仏寺の直近にある清滝隧道をパシリ。 このトンネルは色々な噂がありまだ一度も通った事が無いですが、、いつかは走行してやろうと思うのでありました。
たまたま信号は赤でした。が青の場合は霊さんが呼んでるとの事で一回赤になるまで待ったほうがいいとの噂も。。。
先日の六道珍皇寺のある鳥野辺や化野、どちらも風葬地で都の華やかさとは対照的に人々が朽ち果てていく様を見れば無常という感情が湧き出るのかもしれません。。。
生きてる間にやりたいことをやっておこう!と思わされるツーリングとなりにけり。 でも上のトンネルだけは遠慮しておこう。
2019年 550万本のコスモス開花!地元尼崎ツーリング [バイク]
10月16日 地元尼崎で武庫川の河川敷にコスモス園が開園しましたとのニュースが。 なんと550万
本ものコスモスの開化って事で尼崎市民としても見ておかなくては。
毎年開園してるみたいですが見に行くのは今回が初めて。ツーリングというよりもバイクで散歩ってな感じで国道2号線の武庫川大橋を右折し、堤防沿いを北上すれば20分程度で到着
バイクで来てるのは私ぐらいでほとんどがママチャリ。 でも土日は信号機がない堤防沿いの道もかなり混雑するとの事でした
ここはもともとコスモス畑ではなく、昔髭の渡しという武庫川を舟で渡す場があった場所。9月初旬に尼崎市民がボランティアで河川敷にコスモスの種をまくらしい。
見るのもバイクの駐車も無料でした。運営が大変との事で募金の案内が。200円なので気前よく支払いました。
説明は不要ですねー。これほど広大な河川敷にコスモスだらけです。。。
遠景に六甲山も見えます。
この一角はキバナコスモスでしょうか。 花に造詣はないので詳しくは分かりませんが圧倒されます
ここは地名の由来となった場所です。
大規模な花の開花は有名観光地やどっかの山上とかが多かったのですが、工業地帯の尼崎でこのような光景が見れるとはまったく灯台下暗しでした。平成15年から開園していたとの事。
尼崎城も含め多少観光客が増えればいいなーと思いつつ退散するのでした。
2019年 冥界の入口が開いた! 六道珍皇寺ツーリング [バイク]
本当に酷い台風でした!被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
さて
10月13日 京都の六道珍皇寺にある冥土通いの井戸が期間限定で公開されたので行ってみる事に。京都は久しぶりのツーリング。
ネットで渋滞情報を確認。台風の翌日で名神高速道路はガラガラでいざ出発。ところが高速進入即、大山崎で事故渋滞4km。
まあなんとか切り抜け京都南ICでおり国道1号線の清水五条あたりで細い路地を左折、松原通りを右折すると六道珍皇寺に到着。さすがに京都は朝早くにも関わらず細い路地にも外国人が散策しています。
その昔 京の都が栄えてるとき庶民の亡骸は鴨川より東に風葬(鳥葬)され鳥野辺と呼ばれてたそう。都の人間界とあの世の境目(六道の辻)に珍皇寺があったとか。
六道とは生前の行いにより必ず行くことになる冥界で 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上道の事
奇しくも各連休は台風により天候がすぐれなかったが本日は何とか来れました。冥界の入口が公開されると台風を呼んでしまうのか!!?
こちらは閻魔大王と小野篁の木像が祀られてるお堂。ここも普段は格子戸越しに像を見なければならないが本日は期間にあわせ公開してます
小野篁像。平安時代の官僚で現世とあの世を行き来できた人物らしい
こちらは閻魔大王。亡くなられた人を六道のどの冥界に送るかは小野篁の意見を参考にしたらしい
本堂に入ってみます
ちょっと前にテレビで放送されてましたが、どうも解せない事が。神社仏閣はテレビ局が来ると放送用の強烈な照明でも撮影OKです。しかも何十年に一度しか公開しない貴重な品々もわざわざテレビカメラの前に出します。しかし観光客となると一切写真はNGとなりますがこれを何とかしてもらいたいです。・・・愚痴はこの辺で。
中庭は枯山水風できれいです
こちらに小野篁が通っていたといわれる冥土通いの井戸があります
手前の踏み石は相当踏まれたのでしょう。足形の様に凹んでいます。
井戸の中の様子です。貞子はいませんでした。
こちらは最近境内から発見された黄泉がえりの井戸です。先の井戸が冥界へ、こちらは現世へ戻る井戸らしい。
境内の隅っこにありました。
輪廻転生と刻印された蓋みたいなものが。これは現代の物ですね
六道の冥界を表した曼荼羅も公開されてましたが残念ながら写真NGなので、、、地獄道は永遠に熱湯浸けや切り刻まれる・・これは遠慮したい!餓鬼・畜生道も。修羅かせめてあの世でも人間道に行けるよう徳を積まなければと思いつつ退散するのでした。
PS 最近GSR250SのバイクがキーをONにする度にF1警告灯が点灯しお手上げ状態に!キーのON OFFを何回も繰り返すと消えてエンジンは掛かりますが。。。一度エンジンがかかると何ともないのですがメンテでまたお金がかかりそう・・・
2019年 交野市巨大磐座・観音岩ツーリング [バイク]
10月10日 台風17号接近でもう週末台風が常識の様になりつつあるなか、絶好の好天なので3連休を諦め本日ツーリング決行! 実は仕事が立て込み毎日々パソコンとのにらみ合いで気晴らしも考えての事。
交野市の交野山山頂に巨大磐座(観音岩)があるとの事で行ってみる事に。二輪が平日しか通行できない道路沿いに目的地に一番近い駐車場があるのでそれも兼ねてのツーリング。
AM10時出発。さすがに阪神高速の大阪市内は混んでいて、東大阪から近畿自動車道~第二京阪の交野南ICでおり地方道7号線の一本道。ところがどっこい!この7号線になかなかたどり着けず何度も何度も迷った挙句ようやく走行。
ホッとしたのもつかの間!この道が途中からは東大阪で名高いあの暗峠 国道163号線以上の急坂の連続。でもって対向道路ですが狭小で前方から車が来たらバイクでも絶対避けれないほど。平日が功を奏したのか対向車は無くようやくいきものふれあいの里の駐車場に到着
週末は磐座からの絶景を見るため非常に混雑するとの事でしたが、今日は私だけでした。
ここから観音岩への案内板等一切なく非常に迷いましたが交野山を目指せばなんとかなるかーでここから上ることに
誰もいませんのであってるかどうかが心配でしたが、、、どうやらあってるようです。
最近はツーリングか山登りか分からない目的地が増えたかなー
突然鳥居が見えてきました
三宝荒神社に到着。かまどの神様との事です。
祠は金属製でした。
祠の裏面もそこそこの巨石です
交野山の観音岩に到着しました! 交野市は かたのし ですが交野山は こうのさん と呼びます。しかし山中に観音岩の案内は一切なく交野山頂上の案内しかありませんでした。観音岩は俗称かもしれません
石碑が立っています。古代岩座の跡と書かれています。
この磐座は断崖絶壁に鎮座しています。この先は絶壁ですがなぜかこれ以上は足が進みません。 以前大台ケ原の大蛇嵓へ行った時は更に絶壁でしたがあちらは金属製の手摺があり先端まで行けましたが、さすがに誰もいない状況ではここまでがやっとでした。
微妙に亀裂も入っています。残念ながら落書きも結構多いです。
ここからの眺めはやはり絶景!でした。
後ろの岩も巨大です。これらが山頂に集まってること自体が奇跡のようです。
磐座を横から見てみます。木立があるのでそんなに高い位置にあるようには見えません。側面には経典を収めたと言われる四角い穴が。通路左の岩には梵字が刻まれてます。
心地よい風で疲れもとれ下山してみました。途中シルバー会みたいな登山の団体さんと会い、いまから観音岩へ行きますと言ってましたが、、、
望遠で撮ってみるとやはり誰か岩に上ってるのが確認できました。多分私より先端にいます。凄いぜ老人!いや上ってくる間も和気あいあいと談笑しながら登ってきてましたので今や御老人のほうが鍛えているかもしれませんね!
磐座のほうにも望遠で梵字が確認できます
ここだけではなく交野市にはもっと凄い磐座があるようなので仕事が一段落したらまた行きたいと思います。
2019年 赤い絨毯!彼岸花群生地・琵琶湖西ツーリング [バイク]
9月28日 謎の古代文字の安閑神社から小雨の中、琵琶湖の源氏浜と桂浜で彼岸花が咲き始めたとの事で寄ってみる事に
湖岸道路の風車街道に出るまでの途中、陽明園という庭園があるとの事で立ち寄ってみる。中国式庭園という事で門からして中国感ありあり。
日中友好の記念として、ほとんど中国の資材で建設されたとの事。
近世日本の思想に影響を与えた中国の王陽明先生の像
庭園は回遊式ですが岩がごつごつしていて、雰囲気も日本庭園とは異なっています
無料なのですが小雨では誰も来ないかー
風車街道(地方道333号線)で琵琶湖を見ながらですがさすがに天候が悪いです。道の駅しんあさひ風車村に到着です。昔は普通の道の駅でしたが、グランピング専用の施設になってしまったので寄っても休憩できません。
この道の駅の湖岸側が源氏浜です
浜側を歩いてみます
部分部分で彼岸花が群生しています。
源氏浜は8部咲きぐらい。
でもまだまだ彼岸花の花はもっと広がるので見ごろはまだ先かもしれません。
あまり人がいなかったので更に北にある桂浜へ。一度割り切れば雨中走行もなぜか平気に。
桂浜に到着。こちらのほうが浜としては広いです。
広範囲にわたって彼岸花が。ただし6部咲き位の感じです。彼岸花としてはこちらのほうが有名らしくかなりの方やコスプレイヤーの方々が思い思いの写真を撮ってました。
満開となれば浜全体が真っ赤な絨毯状態になるでしょう。小雨が止まないのでこのあたりで帰路に着くことに。
行きがけにスルーした道の駅・妹子の郷で休憩。この辺りまで戻ると皮肉なもので天候は回復
今回は台風の影響で久しぶりの雨中ツーリングでしたが、秋が深まっていい季節になればメタセコイア並木まで行って琵琶湖1週をしてみたいと思います。
2019年 解読不能 謎の古代文字・安閑神社~琵琶湖高島市ツーリング [バイク]
9月28日 滋賀県高島市の安閑神社に謎の文字が記された岩があるとの事で久しぶりに琵琶湖方面へバイクを駆り出すことに。どんよりとした天気ですが29日は更に天気が悪くなる予想だったので本日出発(結果は真逆で29日のほうが天気は良かったようです)
朝7時出発と最近では超早朝の出発。天気予報では午後から崩れるとの事でしたので、必然的に早朝出発となりましたが・・・7時は早朝ではないよと言われそうだ?
名神高速尼崎から京都東ICでおり、湖西道路を順調に走行。2時間弱で白鬚神社に到着。ここでツーリングの安全祈願をし、お守り購入。
こちらは拝殿と本殿。この神社も最近はなぜかパワースポットとして人気が出てるそうですが、、、何回も来てるのでそんな感じはしないのですが湖上の鳥居が原因のようです
神社の目の前の琵琶湖に鳥居が立っています。これが人気の要因ですが、最近は水上バイクが鳥居をくぐることで柱にかなり傷が増えてると。また目前の国道の乱横断で事故の可能性が増えてるとのニュースがしょっちゅう取り上げられてます。
近くには横断歩道は無く今後もこれは続きそうです。
神社近くに石仏群があるので、お守り購入時に宮司さんに場所を教えてもらいました。バイクでいけるそうです。
鵜川48躰仏ですが現在は33躰しかないそうです。 鬱蒼とした場所で後ろがお墓でしたので長居はしたくない場所でした。
JRの近江高島駅に到着。ここに巨大なガリバー像がありますので表敬訪問。なぜ高島市にガリバー像?理由はよくわかりませんが、コンサートホールのガリバーホールや山中にガリバー青年旅行村がありガリバーと関りがありそうです
。
次に同じく高島市内にある水尾神社へ。ここにも巨石がありますが庭園が凄いとの事です。
由緒
境内に入るとまず巨大な磐座が。
その前にも一刀石みたいな巨石が名も無く横たわってます。
安産の神社ですので拝礼はせず、庭園を散策する事に。その名も水尾庭園。1996年に完成した回遊式庭園です。この素晴らしい庭園が無料で見れます!
後ろの三尾山を借景とした見事な庭園ですが、あいにく天気がいまいち。
磐座のある神社の雰囲気を継承したかのようです。これら巨石は裏山でとれたそうです。
天気が良く、秋にはもっと映えるかもしれません。
次に今回の目的の安閑神社へ。これがかなり小さい神社で何度も通り過ごしてしまいました。住宅の専用駐車場みたいな通路を恐る恐る行くと神社がありました!
本当にちいさな社しかありませんが、、、
その前の空き地に目的の岩が鎮座してました!
左側の岩が今回の目的です。神代文字の石と言うそうです。(右側は力石)
神代文字の石に刻まれてる文字(模様?)がこれです。神代文字といえばどちらかというとハングル文字に近いような感じがします。これはどう見ても文字ではなく絵に見えます(私見ですが、、)
横線は海で三角形は山、ぜんまいみたいな模様は林(植物)と見ましたが四角の渦巻きは???
以前ナニコレ珍百景か何かのテレビで似たような岩を取り上げていましたが、それはアート作家による自然石の作品みたいなことを言ってました。この岩はかなりの昔からあるようなので不思議です。。。
こういうのはあまり研究対象にはならないのでしょうね? 意味のない落書きみたいなものかもしれません。
安閑神社からすぐ近くに鶴塚がありましたのでついでに寄ってみる事に。
鶴の夫婦愛を物語る凄い話です。各地で巨大な石塔は見慣れてますのでそんなに巨大と思いませんが、ひっそりとした住宅内に不釣り合いに鎮座してるのに驚きます。
心配していた天気が崩れだしました。 取り合えず謎の文字の岩は見れたのでこれから天候の様子を伺いながら湖西を走行したいと思います。