SSブログ

2019年 ゼンベイランド 貝塚ツーリング [バイク]

9月15日 朝テレビを見ていると貝塚市善兵衛ランドという、江戸時代に優れた望遠鏡を製作した岩橋善兵衛ゆかりの記念館を紹介していたので、天体ファンの私にとってじっとしていられずバイクで出発!




12時に出発、阪神高速湾岸線は3連休の中日でしたが渋滞もなく1時間ちょっとで善兵衛ランドに到着

k1 (640x480).jpg


普通の天文科学館のような建物だが、善兵衛ランドの命名は実にユニーク。

k2 (640x480).jpg



k3 (640x480).jpg


入口で記帳して と言ってもどこから来て何名だけで 尼崎市1名と記入。市外からは私だけでした。

k4 (640x480).jpg


1階ロビーには善兵衛式の望遠鏡が竹で再現されてました。屈折式望遠鏡よりもレンズが1枚多く正立に見えます。

k5 (640x480).jpg


ロビー奥にははやぶさ2の手作り模型が。

k6 (640x480).jpg


2階に上がります。気づいたのですが来館者が1人でも館の方が付きっきりで説明してくださいます。全て無料でしかも日曜なのに恐縮してしまいます。お孫さん連れのおじいさんに混ざり一緒に説明を伺う事に。

k7 (480x640).jpg


この方が岩橋善兵衛さん。貝塚の脇浜で生まれ眼鏡職人としてレンズを磨き、渡来品の望遠鏡を研究し高性能な望遠鏡を製作したとの事。

k8 (480x640).jpg


像の横には善兵衛さん製作の八角形の窺天鏡(きてんきょう)のレプリカが。 天体望遠鏡の適正倍率は口径の倍までと知ってるのでそんなに倍率は高くないような。。。

k9 (640x480).jpg


すでに江戸時代に天体観測を行っていたと。

k10 (640x480).jpg


こちらは鏡筒を和紙で作った望遠鏡。

k11 (640x480).jpg


浮世絵にも描かれてるようです

k12 (480x640).jpg



k13 (480x640).jpg


この3点の望遠鏡は善兵衛製作の実物で、大阪府の有形重要文化財。ところが善兵衛が作り伊能忠孝が日本地図作成に使用した望遠鏡は国宝として保管されてるとの事。製作より使用したほうが格付けは上??

k14 (640x480).jpg


ここから上のドームに案内されました。待ってましたとばかりに巨大望遠鏡が! 口径60cmのニュートン・カセグレン式天体望遠鏡です。


係りの方が金星をパソコンで入力すると、閉じていたドームが開き、望遠鏡の筒先の蓋が開き金星の方角へ回転。おぉ~宇宙戦艦ヤマトの波動砲みたい!と一人ほくそ笑むのでした。

k15 (480x640).jpg


真昼間なのに金星? 肉眼では青空しか見えていないのに金星を見ることが出来ました。季節によって金星も満ち欠けが見えるようです。

k16 (480x640).jpg


共架された他の望遠鏡で太陽を見せて下さいました。まずはフィルター越しに。残念ながら今は太陽の活動が少なく黒点は見えませんでした。


次にまたフィルターを変えて見せてもらうと濃い橙色の太陽の周辺にプロミネンスを見ることが出来ました。小さい糸くず位の炎なのにその中に地球が何個も入ると説明を受け、太陽の凄さをあらためて知ることに。

k17 (480x640).jpg


以前口径15cmの反射式天体望遠鏡を持っていたのですが、阪神淡路震災で棚から望遠鏡が落下し主鏡にヒビと光軸がずれやむなく廃棄。 これくらいの反射式望遠鏡が欲しい!!

k18 (640x480).jpg


駐車場には太陽の軌道が記されてました。

k19 (640x480).jpg


日時計も設置してありこの日時計の正確さにはびっくり

k20 (640x480).jpg


電波ソーラー腕時計で14時48分、日時計は・・・なんとそのあたりの時刻。凄い!

k21 (480x640).jpg


岩橋善兵衛 その名は今日初めて知りました。伊能忠孝が日本地図作成のため使った道具の一部に善兵衛さんの望遠鏡が使用されたにも関わらずあまりにも知名度が低いような、、、私が知らなかっただけかもしれませんが。


善兵衛ランドは水曜と年末年始が休み、木金土は夜9時過ぎまで開館してるので月のクレーターとか土星の環とかが見れるとの事でした。近くにあれば毎日通いたいと思いつつ退散することに。


nice!(41)  コメント(4) 
共通テーマ:バイク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。