納涼・水中花 中山道醒ヶ井ツーリング [バイク]
7月28日 琵琶湖の鳥人間コンテストで好記録が続き、次のフライトまで1時間くらいの待ち時間があったので米原の醒ヶ井(さめがい)まで足を延ばすことに
テレビのニュースで 醒ヶ井宿の地蔵川で梅花藻の白い花が咲き乱れてます との報道があり立ち寄った次第。
醒ヶ井は中山道の61番目の宿場町として栄えた場所。宿場をきりもりした施設「問屋場」が昔のままの姿で残っており非常に珍しいとの事。 30分くらいで到着
JR醒ヶ井駅。ここから醒ヶ井宿まで歩いて5分くらい。駅無料の駐車場があり大型観光バスから昔の若者達がどんどん降りてきます。(自分もその一人かな)
こちらは旧醒ヶ井郵便局。(現在は資料館として開放)ヴォーリズが設計に携わり建築されたのは大正時代。
内部は大正ロマンってな感じの創り
中山道を歩いてみます。各家の前に小さな地蔵川が流れてます
こちらの美術館にバイクを止めさせて頂きました。
醒ヶ井宿の様子
京都若狭にある鯖街道の熊川宿によく似ています
このような昔の宿屋風建物が連なってます
今回の目的である水中で咲く梅花藻がよく見れるポイントにきました。 醒ヶ井宿資料館前が特に梅花藻が群生してるのですが、、、、、
前日の台風の影響で地蔵川が小川というより渓流になってました。当然大量の水量で梅花藻の花はほぼ見えません
あちこちから なんでやねん ってな文句が出てました。皆さん醒ヶ井宿よりも梅花藻の花が目当てのようです。
私が予備の安いデジカメを透明ビニール袋に入れ水中で写真を撮ってみました。すると周りの観光客からえらく褒められました。
その写真がこれです。 普段ならこの白い花が水面に出て川面に雪が積もってるように見えるのですが水が多すぎます。 真似して写そうとした方々もいましたが皆さん高級カメラのようなので諦めたようです
皆さんに写真を見せてとせがまれましたが強い日差しのため現場では上手く撮れたかどうかは?でした。
唯一梅花藻をタライで育ててるお店がありそこのタライの周りに人だかりができてました。
タライの水中花 (愛の水中花ではないです。。。)
梅花藻はキンポウゲ科の多年草の水草で、冷涼で清流でしか育たないとか。でもこのタライの中で育ってます。
水量が落ち着いたら実際にはこのような感じで見れます。(HPより拝借)
梅花藻以外にもこの地蔵川には希少生物のハリヨという小魚が生息してます。これも大量の水流で見れませんでしたが、普段でも目にする事が難しい貴重な魚との事
梅花藻は諦めて周辺の散策へ。地蔵堂と居醒の清水。平成の水百選にも選ばれてますがちょっと飲める状態ではなかったです。
日本武尊が大蛇退治に毒蛇にかまれた体を癒したのがこの地の水で、居醒の清水と呼ばれてるとの事
こちらはその日本武尊の像
日本武尊が腰かけた石
台風の影響で梅花藻の花が見れるかな?という心配は見事に的中しましたが、中山道の宿場町の雰囲気を味わえるツーリングとなりました。