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2020年 明日香村、謎の巨石・遺構探索ツーリング [バイク]

8月29日 前回の檜原神社に寄ったついでに明日香地方の不思議な遺跡を巡ることに。GO TO奈良第二弾!

まずは手始めに石舞台古墳へ!



もう何度も来てるので珍しくも無いが、石舞台古墳に面してる155号線に展望台が出来てるのでそこから石舞台を拝見

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土曜日のAM11時ですが観光客は見当たりません・・・というか無茶苦茶暑い!!

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謎の磐座 上居の立石!

石舞台からすぐに道路沿いに謎の岩が。上居(じょうご)の立石と呼ばれています。明日香地域には立石と呼ばれる磐座が多くあるようで、途中の岡寺にある岡の立石は本当に不思議な形をしていて道中が危険らしく立ち入りご遠慮のフェンス扉があったので今回は断念!。

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説明文が消えていてなにか意味あるのかは不明ですが、岩の表面には過去に見て来た磐座特有の縄模様があります

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階段ピラミッド型・都塚古墳!

155号線から15号線に戻り田んぼの畦道を行くと都塚(みやこづか)古墳がポツンと現れます。注意してみないと農耕器具置場?と間違えるほど素通りしてしまいそうです

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元旦に金鳥が鳴くとの伝説があり別名金鳥塚とも呼ばれてるとの事

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案内板には史跡理解の為の重要な古墳・・・とうたっていますが何かほったらかしみたいな感もします。。。

玄室がちょっとだけ開いています。何か現れそうな・・・ことも無いか!

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触ると祟られる くつな石!


都塚古墳から1Km先に神の宿る石・・くつな石があるとの看板があり行ってみる事に。これは予定外でしたが田んぼの畦道を勘だけで行きつくと有りました。

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畦道の突き当りでバイクを止め、フェンスの向こう側の山道を100mくらい上ります

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厳重に祀られた場所に到着。この地点で全身汗でびっしょり。特にズボンのベルト辺りは汗が乾いて塩が吹いてます。

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これもよく見ると表面には縄状の模様が付いてます。岩が形成される過程で何かしらの力が加わったのかもしれません

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石屋がノミで叩いたら血が噴き出た・・・のくだりはこの岩が鉄分を含んでいて浸透した雨水が鉄を酸化させそれが噴き出たのかもしれません。方位磁石を持っていれば分かったのに残念でした。

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蛇が飛び出したのは偶然で石を割ろうとした石屋が亡くなったのは別の病気かもしれません。と思いつつ石に触ることはしませんでした。。。コロナ禍ですので?

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男性シンボルそのまま!マラ石

更に15号線を進み、ズバリ男性のシンボルそのままのマラ石があるとの事で行ってみる事に。車も入れそうな公園内にあるとの事ですが許可車以外は入れないので入口にバイクを止めて100mくらい歩きます(たった100mですが缶コーヒー2缶がぶ飲み)

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なんの変哲もない場所にマラ石はありました。モザイク処理をと思いましたが文化的見地からオリジナルのままUPします^^

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古代 日本はこのような事はおおらかであったようですね!?

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なるほど若い時(いや失礼)昔はピーンと真っすぐ立っていたそうですが歳とともに(またまた失礼)年月とともに傾いてきてるそうです。 地面に着いた時には天変地異が起るかも?

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つぎに亀石・鬼の雪隠がある場所へ。もう暑さでバテバテです。水分ばかり補給してるので余計に疲れます。夏のツーリングは一種の修行みたいです!

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各史跡前は車も入れそうですが、農耕車両専用とある為バイクを止めて歩くことに

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動くと天変地異がおこる亀石!

今回2回目の登場です。いつ何の目的で作られたかは不明との事。川原寺の境界を示す石との説もあるようですがそれにしてはデカい

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どう見ても亀にはみえません

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こちらは後ろ姿であまりにも雑過ぎ! 今は南西を向いてますが西に向きを変えた時に何かが起こるそうです??

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宮内庁管轄!鬼の俎板・鬼の雪隠!

更に歩きます。鬼の俎板(まないた)、鬼の雪隠(せっちん)に到着。ここも2回目の登場です!

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右の階段を上がれば鬼の俎板が、正面に鬼の雪隠が見えてます

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まずは階段を上がり鬼の俎板へ、もともとここに墳墓があって周りの土は流れ石室が壊れたとの事

なんとここは宮内庁管轄です。という事は皇族関係者の墳墓?(一応欽明天皇関連の墳墓とのようですが、、)

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古墳の底石です

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階段降りて道路面に鬼の雪隠があります。地震等で墳墓がこわれここに転がり落ちたのでしょう。これも宮内庁管轄で立ち入り禁止です。皇族関係者の墳墓石に雪隠と名付けてもOKなのでしょうか? 

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昔この地には鬼が住み人々を捕まえては俎板で料理し、雪隠で用を足したそうな・・・

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800トンの謎の巨石・益田岩船!


帰りに益田岩船へ行ってみる事に。これもブログ2回目の登場ですが本当に不思議な巨石ですので今回も立ち寄る事に

以前バイクを止めた地域集会所は駐車禁止となっていたので遊歩道に止める事に。なんと縁石にも益田岩船の案内が書かれてました


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様子は全く変わっていません。住宅地近くのこんもりとした貝吹山に入ります。歩道にも岩船のイラストが描かれてます

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途中からは繁みになりますが更に上がっていくと・・・

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出てきました!益田岩船!!

以前より周りの竹が伐採されてて見通しが少し良くなっています

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未だに何の目的でいつ造られたかは不明

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周囲の粗削りは作業途中なのか、滑り止めなのか?全く不明

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以前もそうでしたが藪蚊が多く、写真1枚とるたびに2か所ほど刺されます。タオルで虫よけしながらの撮影!

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小高い場所からみるとこんな感じ。まるで竹林に着陸したUFOみたいです。上部には綺麗に加工された四角の穴が2か所。

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推定重量は800~900トン。周りには岩がゴロゴロしてるわけではなくこの地で切り出したのか、運んできたのかも不明

古い文献にもこの岩船が書かれてます。

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以前見た時よりもひび割れが進んでいるように見えました。冬場にヒビから侵入した水が凍って更に崩壊が進みそうですが保存を考えなければと思います。

先の鬼の俎板・雪隠のようにこれも岩船でなく鬼の物干しの基礎とかに改名しては?と思いつつ帰路に着くことに(あと1つ同じものが見つかれば絶対に鬼の物干しの基礎となるのでは?)


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コメント 26

ぽちの輔

石舞台しか知らなかった^^;
面白い石がたくさんありますね。
by ぽちの輔 (2020-09-04 06:57) 

tomi_tomi

ぽちの輔 さん
コメント有難う御座います。小さい古墳ならまだいっぱいあるようで不思議な石もまだまだあります。明日香は興味深いです^^
by tomi_tomi (2020-09-04 09:54) 

mirro

明日香は謎めいて不思議な処ですね。
墳墓にしても色んな石も見て廻りたいです。
奈良は京都に比べ車も停めやすいですが、
バイクならではですね。
酷暑の中ですお気をつけてお巡り下さい。
by mirro (2020-09-04 12:09) 

たいちさん

昔、ラジオウォークで、明日香を2回歩いたことがあります。
歴史的な見どころが沢山ある地域ですね。
by たいちさん (2020-09-04 12:30) 

tomi_tomi

mirro さん
コメント有難う御座います。コロナ以前でしたら駐車場でレンタルサイクルに乗り換えての観光が多かったです。1km以内に見どころ満載ですので車でもOKですよ。
by tomi_tomi (2020-09-04 13:24) 

tomi_tomi

たいちさん
コメント有難う御座います。本当に見どころ満載で古墳だらけですね!
by tomi_tomi (2020-09-04 13:26) 

まさおか

亀石は中学の修学旅行で行きました。
早朝に行って眠かった記憶があります。
by まさおか (2020-09-04 21:37) 

tomi_tomi

まさおか さん
コメント有難う御座います。大人になってから見たら思いも違うかもしれませんね^^
by tomi_tomi (2020-09-04 22:44) 

溺愛猫的女人

飛鳥の巨石群、古代の科学都市とか呪術のためとかいろんな説があって、いまだにはっきりと解明されていないところが神秘的で惹かれます。
by 溺愛猫的女人 (2020-09-04 23:23) 

tomi_tomi

溺愛猫的女人 さん
コメント有難うございます。謎は謎のままの方がよさそうですね^^
by tomi_tomi (2020-09-05 00:38) 

tiyo

倒れかけたマラ石って、思い切り笑わせていただきました。
by tiyo (2020-09-05 18:33) 

tai-yama

マラ石の方が、亀に見えたり・・・・
玄室を開けると黄金の仮面が・・・あったら凄い大発見かも。
by tai-yama (2020-09-05 19:41) 

bis

明日香は昔よくツーリングで行った場所で懐かしい気持ちになりました。亀石はかわいいなぁと写真を撮った記憶が(^^
巨石好きの私としてはこんなにあるんだ!と特に岩船関係は
みてみたくなりました。
by bis (2020-09-05 21:02) 

tomi_tomi

tiyo さん
コメント有難う御座います。年代とともに傾くように設えされていれば本当に驚き?ですね!^^
by tomi_tomi (2020-09-05 22:03) 

tomi_tomi

bis さん
コメント有難う御座います。まだまだたくさんありますが、やはり車で行ってレンタサイクルで回るのがベストかもしれません。。。
by tomi_tomi (2020-09-05 22:06) 

tomi_tomi

tai-yama さん
コメント有難う御座います。宮内庁管轄と明日香村(奈良)管轄では保存に差がありますね。各史跡の名前は昔は違っていたのかもしれませんね!
by tomi_tomi (2020-09-05 22:10) 

TaekoLovesParis

いろいろな石があるんですねー。たたりがある石、怖いですね。それぞれの石の名前、昔の人は、形からイメージしてつけたのでしょうね。
by TaekoLovesParis (2020-09-05 23:05) 

tomi_tomi

TaekoLovesParis  さん
コメント有難うございます。昔は大きいものは鬼の~とか、もっと大きいものには~船とか名付けてたようですね!各地で鬼の名が付いたものをよく見かけます。。。
by tomi_tomi (2020-09-06 00:41) 

歳三君

不思議な石がたくさんありますが
遺跡のようなものはすべて人力と思うと感動しますね。
by 歳三君 (2020-09-06 11:30) 

tomi_tomi

歳三君 さん
コメント有難う御座います。後世に残そうと岩を加工したのでしょうね?まともな道具も無い時代で困難を極めたと思います
by tomi_tomi (2020-09-06 12:00) 

yuuki_n

素敵な石だらけですね
by yuuki_n (2020-09-06 19:07) 

tomi_tomi

yuuki_n さん
コメント有難う御座います。まだまだ紹介しきれませんが、また総集編みたいな感じでUPしたいと思います
by tomi_tomi (2020-09-07 00:50) 

zep750

自然石も良いですが、昔の石加工の技術と石積構造は見事ですね。
久しぶりに、一緒に走りたいですね。
by zep750 (2020-09-07 22:55) 

tomi_tomi

zep750さん
コメント有難う御座います。リモートワークで何故か仕事が増えてます。予定が立たず思い立った時に走ってる状態ですがまた走りたいですね。
by tomi_tomi (2020-09-07 23:36) 

響

亀石は亀の顔に見えます。
マラ石の造形はとても自然で出来たとは思えない
リアルさですね。
びっくり。
by (2020-09-11 07:45) 

tomi_tomi

響 さん
コメント有難う御座います。奈良の歴史は本当に奥深いものがありますね!石の加工技術は優れてます
by tomi_tomi (2020-09-11 10:00) 

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